FXについてどういうものかを解説します。
FXは株式の信用取引や商品の先物取引と同様の手法を用いて、通貨を売買する方法です。
売り買いのレートの差や手数料が少ない(コストが小さい)、用意するお金(証拠金・保証金)の10倍以上の外貨をトレードすることができる、などの特徴があります。
FXでは、必ず通貨ペアの一方を売り、もう一方を買います。
例えば「米ドル/円」の「売り」は米ドルを売り、円を買います。
「米ドル/円」の「買い」は米ドルを買い、円を売ります。
しかし、実際には一銭も払わずに、「米ドル/円」の「売り」では、米ドルを借りて売り、相当する円を買って貸すことになります。
そして、反対売買を行った時点で、買った通貨が売った通貨よりも値上がりしていれば、利益が出ることになります。
逆の場合には損失が出ることになります。
この損失をカバーするために証拠金(保証金)を預けます。
株式の信用取引や商品取引と同じように、外貨を先に売ることもできますので、円高局面でも儲けることができます。
しかし、反対売買に期限はなく、いつでも決済できることが株式や商品とは違うところです。
また、通貨の貸し借りには金利がかかります。
これをスワップ金利といいます。
より高金利の通貨を買う(つまり貸す)場合は、きんりを得ることができます。
逆の場合は金利を支払います。
スワップ金利を含む差益はすべて「雑所得」になります。
総合課税の対象になります。
必要経費を差し引くことはできますが、他の雑所得と合算後、損失が出ても、他の所得から損失を差し引くことはできません。
なお「くりっく365」(取引所為替証拠金取引)の場合は、申告分離課税(先物取引などに係る雑所得)の扱いとなります。