外貨預金との比較(3)

外貨預金とFXを比較した場合を解説します。
その3

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為替レートが3円円安になった場合

外貨預金では1米ドルがTTB102.00/TTS104.00円、1豪ドルがTTB81.00/TTS85.00円となります。
払い戻しにはTTBが適用されます。
30日後、10000米ドルは10010米ドル=1021020円になっています。
差引11020円の利益です。
10000豪ドルは10024豪ドル=811944円になっています。
差引8056円の損失です。
FXでは1米ドルがBid123.00−Ask123.05円となります。
売るときにはBidのレートが適用されますから、1万米ドルでは1000500円が1030000円になり、差引29500円の利益です。
スワップ金利2700円を受け取り、手数料として2000円払いますので、1万米ドルに対して証拠金として100000円入金したものが130200円となって返ってきます。
差引30200円の利益です。
豪ドルではBid83.00円ですから、800500円が830000円となり、29500円の利益です。
スワップ金利が3600円の受け取り、手数料が2000円の支払いですから、差引31100円の利益です。

為替レートが3円円高になった場合

外貨預金では1米ドルがTTB96.00/TTS98.00円、1豪ドルがTTB75.00/TTS79.00円となります。
となります。
払い戻しにはTTBが適用されます。
30日後、10000米ドルは10010米ドル=960960円になっています。
差引49040円の損失です。
10000豪ドルは10024豪ドル=751800円になっています。
差引68200円の損失です。
FXでは1米ドルBid97.00−Ask97.05円となります。
売るときにBidのレートが適用されますから、1万米ドルでは1000500円が970000円になります。
差引30500円の損失です。
ただし、スワップ金利2700円を受け取り、手数料として2000円払いますので、1万米ドルに対して証拠金として100000円入金したものが70200円となって返ってきます。
差引29800円の損失です。
豪ドルではBid77.00円ですから、800500円が770000円となり、30500円の損失です。
スワップ金利が3600円の受け取り、手数料が2000円の支払いですから、差引28900円の損失です。

まとめ

同じ金額の外貨を外貨預金する場合とFXをする場合、外貨預金ではコスト(TTSとTTBの差)が大きい(1米ドルで2円、1豪ドルで4円)ため、かなり円安にならないと利益が得られません。
これに対し、FXではコストが小さい(1通貨単位でBidとAskの差5銭+往復手数料計20銭)ため、少しの円安でも利益が得やすくなります。
また、スワップ金利も預金金利より高いため有利です。
しかも、投下資金は外貨預金の10分の1以下です。
外貨預金とFXは、取り引きする外貨額を同じにして考えると、FXの方がコストが小さく、金利収入も大きく有利です。
為替変動によるリスクとリターンは同じです。
業者の信頼性にかかるリスクだけが問題となります。
投下資金が小さいことを利用して、より大きな取引をしてハイリスクハイリターンを狙うか、残り資金を別の運用にあてるかは考え方次第です。